2009年4月2日木曜日

第424回横須賀市倫理法人会モーニングセミナー



4月2日(木)セントラルホテル横須賀にて開催しました。

講話者は、元伏龍隊 隊員 門奈鷹一郎氏

テーマは、『海軍伏龍特攻隊について』でした。



参加者の皆さまと







【講師プロフィール】

韓国(当時の朝鮮で)生まれ北京で過ごす。もともと軍隊に入るつもりだった。日本に戻り

渡鹿島へ50人召集される。

特攻隊の要員だと言われ当時は、喜んだ。

理由として  ①天皇のため(当時は、マインドコントロールされ教育された。)

       ②自分が犠牲になり時間稼げれば親兄弟が助かる。



講師の門奈氏



【伏龍特攻隊とは】

太平洋戦争末期、怒涛のように押し寄せる米軍の上陸用舟艇を、水際で迎撃する特攻隊です。

潜水服を着た兵隊が水中に待機し敵の船が来ると浮上し、竹さおの先に付けた機雷をぶつけて自爆する。



手りゅう弾を手にする門奈氏



正式に編成されたのは、昭和20年8月5日ですが三月ごろから訓練始まっています。

久里浜、野比、呉、佐世保などで約3,000名

実際に機雷を抱いて自爆する兵の主力は、海軍飛行予科練習生で搭乗員になる教育を中途で打ち切られた

10代の少年飛行兵が多数占めました。(門奈氏も所属)



セミナーの様子



そのように集められた少年兵は、文字通り死の訓練が待っていました。潜水具の構造上の欠陥から、

訓練中に殉職者が後を立ちませんでした。



最後に『伏龍』の存在があまり知られていないのは、本土決戦がぎりぎりで回避されたためです。

門奈氏は、毎朝仏壇に手を合わせますが先祖の冥福と共に戦死者の冥福もお祈りしています。

1 件のコメント:

  1. ブログ拝見いたしました。

    ご講演にあった、若い若い兵隊さんの犠牲があって、今の日本があり私たちの生活があるんですね。

    私が、自分のためでなく国のため両親兄弟故郷のためにお役に立てるか、その選択を迫られても、決断できません。



    もう直ぐ桜も満開ですが、見事に咲いて潔く散りゆきます。桜花は日本の文化でしょうか。。。



    生きているだけで丸儲け、不景気を嘆いてはいられません。とても勉強になりました。

    ☆higu

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