2015年5月12日火曜日

【独自開催事業】 経営手法勉強会 開講!

昨晩、『経営手法勉強会』という新しい経営に関する勉強会の第1回を開催しました。

倫理法人会と云うと「早起きの会」と言われたり、「法人会に入っているからいいや・・・」というように地域にある経済団体と同一視され、「自社の経営をより良いものにしていこう」と願う真摯な姿勢を持つ経営者の集いと理解されないことが多く、忸怩たる思いをしたことが多々ありました。

それならば、経営を学ぶ団体であることを鮮明に打ち出し、横須賀市倫理法人会の存在意義を明確にしていこうという想いから、この勉強会をスタートすることにしました。

稲盛さんの書『心を高める、経営を伸ばす』にもある“人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力”で云えば、 考え方=絶対倫理、熱意=実践 であり、一般的な倫理法人会の活動では考え方・熱意を身に付けるところまでしかカバーされていないと思っています。

実際に稲盛さんも「能力は多分に先天的」と簡単に言及され、能力向上について、この項では触れていません。

しかし、一生懸命マジメに努力しても、進むべき方向が間違っていたり、無駄な努力をしていてはゴールに着くまでに膨大な時間を要したり、成功への確率を引き下げることになってしまいます。

そんな無駄なことをしなくて済むように、今回の全12回シリーズの勉強会をスタートしました。

参加者は、横須賀市倫理法人会会員7名/未会員2名の合計9名。
ご自身で独立され10年未満の方々が多く、続いて20年未満の方々もちらりほらり・・・。
30代・40代を中心に50代までの経営者がご参加になり、同世代の経営者の面々に学習意欲も自ずと高まっているようです。

開講にあたって講師を務める幹事の守田より、本勉強会の全体像の説明、最終ゴールに関して説明の後に、30分ほどのビデオ上映。タイトルは『会社の存続を保証してくれるもの』というタイトルで経営者が陥りがちな近視眼的経営に対する批判からスタートし、参加者の姿勢が食い入るような姿勢に変わっていくことが手にとるように感じられ、運営する者としては大いなる手ごたえを感じました。

ビデオ視聴後には、講義内容の記憶が冷めやらぬうちに、自社の経営課題として考えるためのワークシートが配られ、自社の現状に関して「モヤモヤ」を「スッキリ!」に変えるための演習を行い、経営者として為すべき『現状分析』と『仮説立案』というものを行ってみました。

1時間半という時間は、あっという間に過ぎ去ってしまいましたが、参加者の間からは参加メンバー間で学んだことの意見交換の時間をもっと欲しいという声が多く上がり、次回開催までの宿題を自分たちで課したりと、皆さんが経営に関する専門知識を渇望していたことをひしひしと感じました。

この12回シリーズの勉強会を通して、横須賀市内の中小企業経営者がしっかりとした経営知識を身に付けていただき、魅力ある中小企業があふれる街・横須賀にしていきたいとの想いを更に強くしました。

次回、第2回勉強会『自分の会社の成功の鍵は』は、6月1日(月)19時~20時30分、於:ベルクよこすかで若干定員枠を広げて開催させていただきます。

第2回からの参加でもすぐに追いつけるようなフォローアップも行っていきますので、ぜひ経営を勉強したいという方は、奮ってご参加下さい。


2 件のコメント:

  1. あっという間のセミナーでした。講師の実績に実績に基づくセミナーは大変身になる内容でした。経営にいちばん大切なことはなんですかの問いに目からうろこでした!

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    1. 小田さん、いつもコメントをありがとうございます。
      こういった経営全般を体系立てて実践的に学ぶ経営セミナーは、今現在はほとんど行われていないと確信しています。
      つい半年くらい前のことですが盛和塾の塾生とこういった勉強会の話をしたところ、ここまで実践的なものは見たことない!と言われました。
      日常の経営の中では考えもしない質問から、経営の本質をより多く学びとっていただきたいですね。

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