2015年5月13日水曜日

平成27年5月12日 経営者モーニングセミナー

昨日の経営者モーニングセミナー(MS)は、前週5月5日が祝日でMSもお休みだったため久しぶりの開催という感じでした。

倫理法人会のMSは、経営者としての日常生活の「気の緩み」を自ら正し、基本に還るという意味合いもある(だろう?)ことを考えると、毎週1回必ずあった方がいいな~と思いました。

さて、今回のMSは『出会いと人生』と題して福岡県中洲川端倫理法人会幹事(有限会社ギャラリー有田・会長)の久保田豊さんにご講話いただきました。

2週ぶりでしたが、4週分くらいの価値あるご講話に参加者は満面の笑みを浮かべて聞き入っていました。

まずは、信太会長の会長挨拶。

本日、自らの意思で今日のMSに足を運んで下さった三浦市の鈴木さんのご紹介。
倫理法人会にご関心を持っていただき、早朝から足を運んで下さることはメンバーにとって一番嬉しい時かも知れません。
ご自身のご判断もあることなので、詳しいプロフィールとお写真は今回は控えさせていただきます。

そして、会長挨拶ですが、2日前の母の日に起きた倫理体験をご披露いただき、ご本人も感極まる場面があり、会場全体がいつもの会長挨拶とは全く違った空気に包まれました。
余談ではありますが、MS終了後の朝食会会場での談笑で会長の旧知の会員が「今日の会長挨拶は本当に素晴らしかった!毎週こういった挨拶をお願いしますよ!」と冗談とも本音ともつかない話をしていましたが、倫理の仲間だからこそ生まれる絆というものはこう云ったところから生まれるんだな~と改めて思いました。

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからいよいよ講師の久保田豊さんのご講話がスタート。

ご自身の生い立ちから始まり、話し始めてものの3分も経たないうちに会場の雰囲気は和やかな雰囲気に包まれ、参加者の誰もが人間・久保田豊に興味津々で食い入るように話を聞き始めます。

『やんちゃ』の限りを尽くしたような少年時代にピリオードを打つきっかけとなった恩師との出逢い、独立に至った流れ、「小さな成功」にぬか喜びをしていた自分に更なる成長の契機を与えてくれた師との出逢いなどなど、数々の素晴らしい人との出逢いから今の自分があり、その恩を片時も忘れずに日々努力を重ねておられる久保田さんの生き方に、朝から心洗われる想いがしました。
まだ五十代にして自ら後継者になることを望んだご子息に喜んで事業継承を行い、全幅の信頼で事業を委ね、ご自身は2年前に出逢った「倫理」の素晴らしさを一人でも多くの方に伝えようと、全国の単会(全国各地にある700近くの倫理法人会)すべてでの講話を目指して、全国行脚の最中にあります。
ご自身では3年計画とされていますが、全国の単会も毎年増え続けているので、もしかしたら終わることのない「飽くなき挑戦」になるのかも知れません・・・。

盛和塾のメンバーでもあり、「常に目標を持つことが活力への第一歩」と常にポジティブモードにある久保田さんの心の奥底には、絶対倫理の輪が日本中に広がり、誰もが明るく豊かな気持ちで過ごせる社会を願うやさしい気持ちが満ち溢れていることを参加者は皆感じとっていました。

本当に貴重な体験談をご講話いただき、ありがとうございました。
また、次にお話を伺える日が来ることを楽しみにしております。


2015年5月12日火曜日

【独自開催事業】 経営手法勉強会 開講!

昨晩、『経営手法勉強会』という新しい経営に関する勉強会の第1回を開催しました。

倫理法人会と云うと「早起きの会」と言われたり、「法人会に入っているからいいや・・・」というように地域にある経済団体と同一視され、「自社の経営をより良いものにしていこう」と願う真摯な姿勢を持つ経営者の集いと理解されないことが多く、忸怩たる思いをしたことが多々ありました。

それならば、経営を学ぶ団体であることを鮮明に打ち出し、横須賀市倫理法人会の存在意義を明確にしていこうという想いから、この勉強会をスタートすることにしました。

稲盛さんの書『心を高める、経営を伸ばす』にもある“人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力”で云えば、 考え方=絶対倫理、熱意=実践 であり、一般的な倫理法人会の活動では考え方・熱意を身に付けるところまでしかカバーされていないと思っています。

実際に稲盛さんも「能力は多分に先天的」と簡単に言及され、能力向上について、この項では触れていません。

しかし、一生懸命マジメに努力しても、進むべき方向が間違っていたり、無駄な努力をしていてはゴールに着くまでに膨大な時間を要したり、成功への確率を引き下げることになってしまいます。

そんな無駄なことをしなくて済むように、今回の全12回シリーズの勉強会をスタートしました。

参加者は、横須賀市倫理法人会会員7名/未会員2名の合計9名。
ご自身で独立され10年未満の方々が多く、続いて20年未満の方々もちらりほらり・・・。
30代・40代を中心に50代までの経営者がご参加になり、同世代の経営者の面々に学習意欲も自ずと高まっているようです。

開講にあたって講師を務める幹事の守田より、本勉強会の全体像の説明、最終ゴールに関して説明の後に、30分ほどのビデオ上映。タイトルは『会社の存続を保証してくれるもの』というタイトルで経営者が陥りがちな近視眼的経営に対する批判からスタートし、参加者の姿勢が食い入るような姿勢に変わっていくことが手にとるように感じられ、運営する者としては大いなる手ごたえを感じました。

ビデオ視聴後には、講義内容の記憶が冷めやらぬうちに、自社の経営課題として考えるためのワークシートが配られ、自社の現状に関して「モヤモヤ」を「スッキリ!」に変えるための演習を行い、経営者として為すべき『現状分析』と『仮説立案』というものを行ってみました。

1時間半という時間は、あっという間に過ぎ去ってしまいましたが、参加者の間からは参加メンバー間で学んだことの意見交換の時間をもっと欲しいという声が多く上がり、次回開催までの宿題を自分たちで課したりと、皆さんが経営に関する専門知識を渇望していたことをひしひしと感じました。

この12回シリーズの勉強会を通して、横須賀市内の中小企業経営者がしっかりとした経営知識を身に付けていただき、魅力ある中小企業があふれる街・横須賀にしていきたいとの想いを更に強くしました。

次回、第2回勉強会『自分の会社の成功の鍵は』は、6月1日(月)19時~20時30分、於:ベルクよこすかで若干定員枠を広げて開催させていただきます。

第2回からの参加でもすぐに追いつけるようなフォローアップも行っていきますので、ぜひ経営を勉強したいという方は、奮ってご参加下さい。