10月11日(火) 第787回 経営者モーニングセミナー 『今を生きる』 |
<進行> 望月 輝子 会員
静黙の時間 |
万人幸福の栞 輪読 第一条 「日々好日」 |
<会長挨拶> 信太 大輔 会長
※抜粋
「今日は会員の飯田ゆりかさんの講話です。
今年の6月、熊本から突然現れた仲間で会も盛り上がっています。
今日のMSが始まる5分前には自然と静黙の時間がつくられていて
皆さんの前向きな姿勢を感じられました。
そして今日は杉山喜久江さんの辞令交付をします。
杉山さんは、この横須賀市倫理法人会がスタートした母なる存在です。
杉山さんはじめ、いろいろな方の思いを継承しターニングポイントとなる今年度、
だるまの両目をぬることを木村相談役の8月の誕生日にしたいと思います。」
<会員スピーチ> 杉山 喜久江 監査
倫理のきっかけは「新世」の冊子が家におかれた昭和56年の時。
開いたのが運のツキ。
こんな勉強があるんだ!必要、私に!!!と杉山さんは感じたそうです。
家庭倫理の会、当時は辺見の神社の神楽殿で行っていました。
参加をしてから、喘息が止まり苦しみもなく爽やかでいい気分♪
感謝の気持ちで少し暗かった神楽殿の中をキレイに洗いペンキで白く塗ったり、
7万円ほどの電気代を杉山さんがこっそり支払ったこともあったそう。
すると、ちょうど同じ金額が税金還付金で戻ってきたという不思議体験。
様々なことを通して丸山先生の教えは間違いない、
人のためにやっていたら返ってくると身をもってわからせてもらったといいます。
その後も夢中になって実践。
公衆トイレの掃除をすれば、店の売上が3倍以上にと結果が次々に出てくるといった杉山さんの倫理実践&体験をスピーチしてくださいました。
現在も倫理法人会のほか、家庭倫理の会も毎日参加されているお元気な杉山さんでした(*^▽^*)
<講話> 横須賀市倫理法人会 飯田 ゆりか 会員
テーマ 「今を生きる」
現在33歳、倫理と出会って4年目。
自分の人生を振り返った時、
実は「赤信号」のシグナルがたくさんあったけれど無視していたと
今だからわかることを話されました。
赤信号については万人幸福の栞 P14に。
9歳から芸能業界に触れ、この業界で食べていくために
ひたすら結果主義で野心家だったという飯田さん。
子ども扱いされない世界で一心に駆け抜け、
気付けば人間関係が破たんしていたそうです。
友達関係。
親子関係。
19歳で上京し初めての衝撃的な体験がありました。
それは失恋。
一心に仕事優先で駆け抜けてきた自分に生じた混乱。
何のために音楽を?それってそんなに重要?
すべて受け止めることができませんでした。
今思えば、この時、はじめて人間関係をつくりたかったからこそ
失恋が大衝撃になり、さらに日常を突っ走る結果に。
上京したからにはただでは帰れない。
学生活動に集中しながらもアルバイトのかけもち。
栄養失調で倒れ救急車で運ばれたことも。
そんな自分であるから赤信号に気付くこともなかったのです。
その後、アパレル業界で就職し、そこでも駆け抜ける性分のままに
アッという間に売上をあげ結果を出していかれた飯田さん。
しかし!
ここでも赤信号のシグナルは飯田さんに働きかけます。
ある日、布団から一歩も出られません。
起きられない。これは何?
母親に相談すると一言「休みなさい」と。
今までノンストップで駆け抜けてきた飯田さんは休むということに混乱しパニック。
病院での診断はウツ病でした。
自分で手配し入院。2カ月かけて退院までこぎつけました。
そして今の飯田さんに繋がる職場に出会います。
公設の弁護士事務所。お母さまのススメでした。
当時、薬をたくさん飲んでいて頭痛も目まいもひどく
薬も生きることもすべて嫌になっていました。
しかし親のことを考えたとき、
「ウツ病と共存する方向に考え方を切り替えよう」
こう思ったとき、出会いがどんどん変わってきたそうです。
積極的にコミュニティの場に参加し倫理とも出会いました。
そこで、さらなる赤信号のシグナルが!
ウツ病の症状が再発。
前向きなのにMSも出られなくなってきた。
職場の人たちからも心配され迷惑になるので退職を考えた飯田さん。
しかし!会社から思いがけぬ提案が!!
「ウツ病に対する新しい取組みを会社としてやってみないか?」
仕事はいい、最低賃金も払う、自分のことだけやっていればいいから、
それだけの投資価値が飯田さんにはあるのでと。
この驚くような提案を有難く受けたとき、
飯田さんは『何もやらない』という自分の状態を初めて知ったのです。
その時、大きな気付きがありました。
何もしなくなったらわからないことだらけ。
私は何を食べたいの?
私は何をやりたいの?
自分では我がままを抑えてフタをしてきたのに我がままと言われ続けてきたことまで
思い出すように。
そして前進。
今回の講話テーマである『今』を探すようになりました。
私は今、何をしたいの?
私は今、直観的に何を感じた?
今を探すようになって今までの悪循環から抜け出せるようになってきました。
今に意識を向ければ可能性を見つけられるようになっていきました。
だから私のテーマは「今を生きる」
これにピンときたのは、ここ数か月だと飯田さんは語ります。
この経験を経て、現在の仕事の一つに人が気付くきっかけのサポートを
書面・契約の設計や音楽を通じてされています。
最後、「今」を見ることができるのようになったのは倫理のおかげ。
実践によって、今日、明日の一歩を感じながら日々暮らしていると
明るく素敵な笑顔で締めくくられました♪
<連絡事項> 相原 朋広 副事務長
☆10月13日(木)役員会 18時半 ヴェルクにて
☆10月17日(月)倫理経営基礎講座 18時半 ヴェルクにて
☆10月20日(木)お喜楽交流会 19時 居酒屋 北の庄やにて
<誓いの言葉> 杉山 巨樹 専任幹事
本朝の出席 17社18名
飯田さん、参加された皆さん、
ありがとうございました。
レポート By 広報委員長 望月輝子